朋ちゃんの気持ち12

《新しい環境の中で》・・・・「ほほえみ」&「みのり工房」


3月になって、暖かな春が近づいてきました。

春の花も芽を出して、少しずつ咲いてきています。

私の誕生日も、3月なのです。

学校では、3学期です。
何かと忙しいの季節ですね。
「卒業」をする人達が、たくさんいます。

かっこちゃんの勤めている「明和養護学校」も卒業式が
  無事に、終わったそうです。
 

今 私が働いている、小規模授産所「ほほえみ作業所」も
この3月で移転することになりました。
今までは、隣に「福祉会館」と「保健センター」があり
周りの人達とも、ふれあうことができましたが、これからは
山の近くなので、人との「ふれあい」も少なくなるのかなぁ
と思うと、ちょっと寂しいです。

いつも一緒にいる友達、みんなの気持ちも “ソワソワ” と
揺れ動いています。

私が、何か困っていることがあると「朋ちゃ〜ん、大丈夫?」
と言って、友達のみんなが助けてくれます。
とっても優しい仲間たちです。
 
作業中も明るい雰囲気で、いろんな話をしてみんなの笑い声が
とまらないくらい、楽しい作業所です。
作業は、お菓子の箱折りやロウソク製品、縫製品を作っています。

「ほほえみ作業所」が開設されて 今年で、22年になるそうです。
 私が通所して、ちょうど10年目になります。
 私は、縫製班でキルティングの生地を使い、バックやポーチを
     作っています。
    今は、刺繍入りの製品が お客さんに大人気なのです。

「ほほえみ作業所」も「養護学校」と同じように、楽しい行事
 がたくさんあります。
    (茶道、華道、音楽教室、1泊旅行、高校生とのサマーキャンプ)など。
 ふり返ると、思い出がいっぱいです。

  新しい通所施設も、だんだんと、完成してきています。
 そのうち、私もその場所に行ってみようと思っています。
   
 3月に入り、新しい指導員さんが作業の見学と体験に来ています。
 そのたびに、みんなの顔の表情も変り、とてもにぎやかです。

 今、一緒にいる指導員さんとも残りわずかなので、1日、1日を
 大切にして過ごしたいなぁと思います。
 仲良しだった指導員さんと、離れてしまうのは寂しいですが
 離れても、ずっと おつきあいをしていきたいと思っています。
 (心と心でつながっていたいのです)

 新しい通所施設は、1階が知的障害   (身体)・・私達「ほほえみ」の
 仲間が、今までと同じような作業をします。
 2階は、精神障害の人達が「みのり工房」という名前なんですが「パン」
 を作ることになっています。(両方とも、定員が20名の予定です) 
    誰でも、2階に行けるようにエレベーターもあるそうで、いつでも車椅子
 で行くことができるので、私は、とってもうれしいです。
 
 4月から 新しい環境の中で、若い指導員さん、友達と働きます。
 お互いが、作業に慣れるまで 大変なこともあるかもしれませんが
 みんなで助け合い、相談しながら「きれいな製品」と「おいしいパン」を 
 楽しく作っていけたらいいなぁと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・おわり・・・・・・・・・・
・・・・・・《たんぽぽの仲間たち》のみなさんへ・・・・・・・

・・・・・《私からのメッセージ》・・・・・・・・・・・・・・

 みなさん、こんにちは。
    お元気でしょうか?
 私が書いている この文章を、楽しみにして待って
 いてくれるお友達、お待たせしました。
 そろそろ新しい文章を書きたいなぁと思いつつ、忙しく
 やっと「朋ちゃんの気持ち12」を書くことができました。
 そして、読んでくれた『たんぽぼ』の みなさん 
 どうも、ありがとう。
 大ちゃんやかっこちゃん、私の好きな春が もうすぐです。
 私の誕生日も、3月なんです。
 3月は『卒業』という寂しい季節だけと、暖かくなるので
 うれしいです。
 4月になったら、みなさんにも『 新しい出会い』
『素敵な出会い』が きっと、あることでしょう。
 次回は、どんな話を書こうかなぁ。
 また、考えておきますね。
 これからも、よろしくお願いします。

☆感想は mobi_love@an.wakwak.com まで。

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