都田萬作さんの気持ち

いっしょにいる

   いっしょ

いっしょにいるって
 あったかい
いっしょにいるって
 なつかしい
いっしょにいるって
 いっしょに息することだなぁ

 山もっちゃんがナウシカなら風になろう。山もっちゃんは誰をも好きで誰からも好かれ
る。こっちはどこふく風で、人が困っていようとみじめだろうと行きたいところへ行
って、飽きるとまた帰ってくる。そんな風来坊の風にものってナウシカは空を飛ぶ。ナウ
シカには風が見えて、風にはナウシカが見える。そんな風とナウシカでも共通点は一つあ
る、つねに自分でいようとしていることか。

    雨

家をぬらし
道をぬらし
川をぬらし
土手をぬらし
葉っぱをぬらし
雀をぬらし
犬をぬらし

みんな同じだろっていうのに
ぼくは窓からみている

   喫茶店

今日は紅茶にヨーグルトムースをつけて
イスに深く腰掛けて
窓の外の葉っぱを歩くテントウムシを見ていよう
ヨーグルトムースはていねいにとって
舌のうえにのせて
ヨーグルトの酸味を味わおう
紅茶にレモンをたらして
少しずつ口に入れて
体の中を爽やかにしよう
柱時計の音を聞こう
音楽に陶酔しよう
ああ今たしかにいまここにいる

   あなた

あなたを想うとなんだか懐かしくなります
悲しいときあなたを想うとあなたはうつむいています
うれしいときあなたを想うとあなたは笑っています
くやしいときあなたを想うとあなたはこぶしをかためています
間違ってるときあなたを想うとあなたはさびしそうです

あなたは、、、鏡なんですね

   しっぱい

しっぱいってしょっぱいなぁ
梅干みたいになめてのみこんだ

   空気

今日は空気がおいしい
春の日差しを浴びながら息を吸っていると
なかなかうまいじゃないか
聞けば明け方、雨が降ったからだと言う
なかなかうまいじゃないか
やっぱりこりゃあ、いただきます

   おい

おいなんでそんなに最近つっかかるんだ
おいなんでそんなに固いんだ
おいなんでそんなに理屈っぽいんだ
おいコーヒーおごるから機嫌直せよ
無視して悪かったよ
こっちもこわいんだよ
まえみたいに楽しくやろうよ
おい

   喜びと悲しみの下に

喜びの下にはよろこびがある
悲しみの下にかなしみがある
生きる
喜んでいるとよろこびに出会い
悲しんでいてもよろこびに出会う
存在というよろこびに出会う

萬作さんオーストリア旅行中

都田萬作さんへのお手紙


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